サンバイオ・株価18倍とその後の急落!

おはようございます。1月も過ぎ早くも2月に入りました、もうすぐ”節分”ですが、「鬼は外、福は内」と豆まきをするご家庭も多いことでしょう。巷で問題になっているのが”恵方巻き問題”でスーパーやコンビニ、寿司屋などが売上を見越して大量に製造した”恵方巻き”の売れ残りによる廃棄処分が大問題となっています。もともと”節分に恵方を向いて巻き寿司を丸かぶりする”という風習はなかった訳で寿司屋やスーパーの寿司を売りたいという戦略に乗せられて居るわけですが、今では国民的な行事にもなっています。元祖は色町の芸者衆が節分に男性のシンボルを模して巻き寿司を丸かぶりしていたという説がありますが真偽はは不明で、眉唾でしょう。”節分”に”恵方巻き”を食べるという愚かな風習は廃止しても良いと考えます。★本来の”節分”のあり方はWikipediaによると・・・季節の変わり目には邪気(鬼)が生じると考えられており、それを追い払うための悪霊ばらい行事が執り行われる。 宮中での年中行事でした。
さきほど”Spring投資クラブ・週報<定期便2/2.号最新版>通巻710号を全国の会員の皆様にいっせい送信しました。今週号は小型株のあの銘柄で大きく期待ですね。今週号の週報からブログを更新します。
”CoffeeBreak”
「サンバイオ株価18倍とその後の急落!」
 ここまでレポートを読んでこられた全国の会員の皆様、今週もお疲れ様でした、2月に入り”節分”間近になりまして気のせいかなんだか陽射しが明るくなってきた気がします。近所の木々にメジロが数羽群れをなしてきており、美しい鳴き声でさえずっています。梅の花はまだまだですがサザンカや寒椿などの花の蜜を求めているようすです。センター試験が終わり国立大学の2次試験となっていますが、私立小学・中学などの受験シーズンでもあり、大手有名進学塾のリュックを背負った小学生などを電車で見かけます。それぞれがそれぞれの将来に向けて新しい道へ進むべく時期といえ、希望と不安が交錯しますが、希望に背中を押されて前へ進むべきでしょう。
企業も何十年たっても同じでいつまでも旧態依然とした経営姿勢や同じ製品・同じ経営戦略では企業の発展は望めずどころか先行き尻つぼみで後退し、将来はお得意様や消費者から忘れ去られる事にもなります。そのためににはR&D=research and developmen(研究開発)に投資して常に新しい方向性を探り次代の基幹製品・基幹売上を作る努力を多くの企業が行っています。そのR&Dにウエイトを置く産業としては世界ではAmazonGoogle、アップルなど国際グローバル企業が目立ちますが国内的には製薬企業が多くあります。先日長けただく品が7兆円弱の巨額のTOBを行ったのもその一貫と言えますが、製薬企業のR&Dレシオの高いランキングを検証すると・・・・・。
1位:武田薬品・3,254億円、2位:4568.第一三共・2,360億円、3位:4503.アステラス薬・2,207億円、4位:4578.大塚HDS・1,755億円、5位:4901.富士フィルム・1,679億円などなどとなり、その費用負担額は巨額になります。しかし、それこそ企業の将来を左右する生命線といえる投資であり、研究開発費が少ない企業には「将来がない!」と言っても過言ではないでしょう。
そこで今回先日”サンバイオショック!”とまで言われマザーズ指数を-10%下げた4592.サンバイオの株価急落ですが、原因はあとで解説しますが、サンバイオのR&D(研究開発)費=41億5,600億円で過大な額といえ、共同提携企業の4506.大日本住友製薬の研究開発費=868億円に比べると規模が小さいといえます。しかし、2019年1月の売上高:10億円から見ると大幅な負担であまりに収益を圧迫しています。それに対し4506.大日本住友製薬の場合は2019.年売上高:4,670億円に対する研究開発費=868億円はまだ妥当な投資額です。
では、今回の”サンバイオショック!”を解説する前に、この企業の今年に入ってからの開示情報を検証すると・・・・・
<4592.サンバイオ、開示情報&ニュース>
・1/7.≫米国で大日本住友製薬<4506>と共同で実施している再生細胞薬SB623の慢性期脳梗塞を対象としたフェーズ2b臨床試験に対して、カリフォルニア州再生医療機構(CIRM)から12月28日付で補助金100万ドルを受領したと発表。
・1/8.≫世界金融大手、米JPモルガン・チェース傘下のJPモルガン・アセット・マネジメントは1月8日受付で財務省大量保有報告書(5%ルール報告書)を提出した。報告書によれば、JPモルガン・アセットと共同保有者のサンバイオ株式保有比率は5.16%となり、新たに5%を超えたことが判明。
・1/9.≫きょうで4連騰となり昨年12月4日の上場来高値を更新、未踏の1万円大台乗せを果たした。開発中の脳神経再生細胞薬「SB623」は脳内の神経組織に投与して自然な再生機能を誘発し、その結果運動機能を回復させる効用が見込める画期的新薬として、マーケットの期待が大きい。株価は2017年9月の時点では1500円近辺で推移していた。約1年4カ月で株価は約7倍に大化けしたことになる。時価総額は5000億円を突破し、同社が上場するマザーズ市場のなかで2位のメルカリに大差をつけて断トツ
・1/21.≫サンバイオ 11670 +1130、上場来高値。グループが独自開発している再生細胞薬「SB623」の新規適応症として、慢性期脳出血プログラムを追加することを決定したと発表している。慢性期外傷性脳損傷プログラムの良好な結果を受け、適応症の見直しを行った。開発地域は日米を視野に入れている。慢性期脳出血プログラムの臨床試験はフェーズ2、またはフェーズ3からの開始を見込んでいるが、開発内容や時期は未定。
・1/29.≫続落、28日の取引終了後、19年1月期の連結業績予想について、売上高を10億2500万円から7億4200万円(前期比51.4%増)へ、営業損益を35億4000万円の赤字から38億8100万円の赤字(前期43億7800万円の赤字)へ、最終損益を25億6400万円の赤字から29億7800万円の赤字(同39億4000万円の赤字)へ下方修正したことが嫌気。
・1/30.≫サンバイオがウリ気配スタート。同社と大日本住友製薬は29日の取引終了後、慢性期脳梗塞を対象として米国で開発中の再生細胞医薬品「SB623」のフェーズ2b臨床試験について、主要評価項目を達成できなかったという解析結果の速報を得たと発表した。同試験は、慢性期脳梗塞に伴う運動機能障害の患者163例を対象に、有効性および安全性を検討したもの。その結果、安全性の問題は認められなかったものの、有効性について統計学的な有意差を示さず、主要評価項目を達成できなかった。
・1/30.≫バイオ関連株が軒並み急落、サンバイオS安ウリ気配の影響広がる 。4593.ヘリオスが一時-19.6%安、4552.JCRファーマが-7.5%安と急落するなど再生医療分野に展開する銘柄が急落したほか、4565.そーせいグループ、7777.リー・ディー・マトリックス、4587.ペプチドリーム、4579.ラクオリア創薬、4571.ナノキャリアなどバイオ関連が軒並み大きく値を下げる展開となっている。
・・・これだけを見てもここまで株価形成したシナリオを背後に描いた筋が居るとすればまさに「お見事!」と言え、完璧に大幅利益をとり売り逃げたことでしょう。
株価は2016年2月安値684円→2018年1/21.高値12,730円で値上がり率:+18.6倍と大化けでした、百歩譲って昨年10月安値3,115円から飛び乗った投資家でも3ヶ月間で4倍に化けています。買い煽り「マザーズの新星!」とマスコミもその評価を持ち上げ提灯買いを誘い、挙げ句に「SB623失敗」で暴落という梯子を外す作戦だったことでしょう。”深追いは禁物”の典型例と言えますので、投資家の皆さんはマスコミや株価の急騰に煽られずしっかりと企業内容と研究開発費の額や比率など注視すべきといえます。

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それでは今週はこれにて失礼します、良い週末を!風邪とインフルエンザが大流行していますので、皆様もマスクを着けたり人混みを避けたり、十分に休養を取りご注意されご自愛ください。
平成31年2月2日、
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